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廬山寺 その2

2012年02月03日 23:44

さて、「鬼法楽」の前に・・・

廬山寺の節分で、他の寺社の節分行事には見られないユーモラスな催しが「鬼のお加持」。「鬼法楽」の先と後とに行われます。

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邪気払いをされた桃色の鬼によって、身体の悪いところを加持してもらい病気平癒を祈ります。

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次々と人びとが列び、鬼は右手に剣、左手には薪をもち、悪い箇所に当ててもらうという滑稽なしぐさ。


そして元三大師の故事にまつわる「鬼法楽」。

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勇ましい太鼓と法螺貝の音が響いてくると、松明と宝剣を持った赤鬼、大斧を振りまわす青鬼、大槌を担いだ黒鬼が大師堂前の舞台に登場。
舞台の上では、三匹の鬼が踊りながら、威勢をはります。

人間の善根を毒する三匹の鬼は仏教でいう「三毒」(貪欲、瞋恚(しんい)、愚痴)。

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〈赤鬼は貪欲〉

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〈青鬼は瞋恚(しんい、怒りのこと)〉

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〈黒鬼は愚痴〉

一方、大師堂の堂内では僧侶による護摩供の修法が執り行われ、三匹の鬼が堂内に立ち入り、踊りながら修法の妨げを・・・。

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しかし、護摩供の秘法と追儺師の邪気払いの法弓、そして蓬莱師が撒く蓬莱豆や福餅の威力に圧倒され、鬼は退散。

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〈追儺師が舞台に登場し、東・西・南・北・中央の五ヶ所に向かって矢を。これは元三大師が使った降魔矢に由来〉

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〈邪気払いを受け、苦悶しながら退散する鬼たち〉

廬山寺の豆は、大豆の外側を砂糖で固めた紅白の豆で、元三大師が魔滅大師(豆大師)といわれたことから、豆で大師を表現。蓬莱豆を紅白一粒づつ食べると寿命が延び、福餅を食べると開運出世するのだとか。

元三大師が鬼を退治したといわれる独鈷、三鈷が特別開帳されるのもこの日限り。


元三大師の法力伝説や、廬山寺の建つ場所が平安時代の紫式部の邸宅跡だとか、境内にある慶光天皇陵にまつわる尊号一件の話は、また機会のある時にでも・・・。





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