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愉快な極道 その2

2011年11月06日 21:35

『愉快な極道』はストーリーもいたって単純。

かつては極道として大阪ミナミで顔役をはっていた石田岩次郎(若山富三郎)。しかし、服役中に苦労をかけた妻に先立たれ、遺された娘を育てるために京都でタクシー運転手になり、はや七年。
個人タクシーを開業できるあと三年間の無事故を目標に、堅気として頑張っている。

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〈タクシー会社は実際にある「京聯タクシー」。ターコイズブルーの車体が目印〉

岩次郎がある日、京都駅で白タクを営む西山組の若い連中から助けたのが、白坂由利子(三田佳子)。

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年甲斐もなく彼女に一目惚れをした岩次郎だったが、その後、彼女は娘の道子(紀比呂子)が看護婦として勤める病院の非常勤医師だということがわかる。

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岩次郎は従来の正義感からひき逃げ犯を捕まえたりと人情深く、営業所の人たちからも好かれてはいるが、なんせ営業成績はいつも最下位。
彼に一方的な好意を抱く事務員のタマ子(泉ピン子)は、岩次郎の将来を思ってやけに口うるさい。

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またある夜、客としてのせたチンピラの亀井政吉(左とん平)が愛人を寝取られた西山組の幹部・森山(森田学哉)を襲撃する場面に遭遇すると、その場を収めて政吉を説得し、タクシー運転手として更生させる。

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娘の道子には密かに付き合っている彼氏がいた。それが岩次郎と同じ会社に勤める運転手の吉岡(北島三郎)。結婚して父親が一人になっては心配と、道子は岩次郎に吉岡との関係を言えないままでいた。


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タクシー運転手となった政吉の車に、偶然、客として乗り合わせたのが因縁深い西山組の森山とその愛人。政吉は怒りを抑えながらも目的地の祇園へと到着するが、乱暴な運転でムチ打ちになったと、西山組の連中が営業所に乗り込んでくる。

その場では、慰謝料の150万円を払うということにして、何とか収めた岩次郎だったが、夜になって、森山が入院する病院に乗り込み、腕に覚えのあるカラテで、組員を一蹴。

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〈西山組の幹部・森山がムチ打ちの仮病で寝ているベットごと、カラテチョップで一刀両断する若山センセイ!〉

一方、岩次郎が好意を寄せる由利子には幼い娘がいて、夫はすでに交通事故でなくなっていたことが判明。さらに彼女の友人・伊吹(蜷川幸雄)との会食を目撃した岩次郎は、由利子を諦めようとしていた。

ところが、由利子には「思い出がありますから・・・思い出だけは一生消えることはありませんから」と誰とも再婚する意志がないことを岩次郎に語る。

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そして、岩次郎の娘・道子に対する心境にも変化があり、ずっと反対していた吉岡との結婚を認めた。

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道子と吉岡の結婚も決まり、めでたい大晦日の夜、岩次郎に一泡吹かされた西山組の連中が、タクシー運転手たちが忘年会を開いている喫茶店に乗り込み、道子をさらって、組の本部がある滋賀の雄琴へ。

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〈タクシーの営業所が警察の捜査本部のよう(笑)〉

その事態を営業所の無線で知った営業中の岩次郎や吉岡らは、急いで雄琴に向かい、大立ち回りを繰り広げ・・・大団円。

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〈西山組を逃げられないように囲むのは、京都から駆けつけた京聯タクシーの面々。会社にとってこの映画は、これ以上ないくらいのプロモーションになりましたネ〉

最後は、娘の披露宴を終えた岩次郎が由利子とともにホテルの前で立ち尽くし、お互いの末永い友人としての付き合いを約束する・・・と。





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