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曼陀羅 その4

2011年11月01日 00:05

ユートピアに舞い戻った裕(田村亮)は、住民たちの奇妙な面をつけて踊り狂う姿を見て、康子(桜井浩子)が彼らによって殺されたことを悟ります。

「お前の神を俺が征服してやる」
怒りに燃える裕は、寺の祭壇で、霊媒の後に疲れ果て着物もはだけて寝ていた真木の妻(若林美宏)に襲いかかるのです。

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真木の妻を犯した後、裕は康子の死体のありかに連れて行かせ、さらに逃げ惑う真木の妻を追いかけ、いつしか二人は滝に迫り、妻は足を踏み外して滝壺へ・・・。
それを見ていた真木(岸田森)と住民たち。息絶えた妻を連れてこようと信一が水に入ろうとするものの、「やめい!」と真木の一喝。

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「神の宿らん女の死体なんか、単なる有機物や。それに、あの腰のあたりを見たまえ。愛撫の跡が歴然としている。相手は言うまでもない・・・。この土地はもう穢れてしもうた・・・出発しよう! 隠岐の島にまだ私の土地が残されている。そこへ行って新しく畑を開いて、我々の国をつくり直すんや!」

住民たちは早速、荷物をまとめ移動の準備に取りかかります。向かうは隠岐の島。
もぬけの殻になったユートピアの寺。そこに潜り込んだ裕は火をつけて、真木ら一行の後を追います。

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ようやく隠岐の島へと渡る船まで辿り着いた一行。「神仏の命ぜられるままに・・・」と小さなボロ船に乗り込み、曼陀羅を帆にして出航。

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一行に追いついた裕は「やめ~! やめろ~! ・・・そこまでして死にたいのか・・・」と叫ぶも、一行には届かず船は沖合へ。


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その後、疲れ果てて海岸で眠っていた裕が起きると・・・砂浜には打ち上げられたユートピアの住民の遺体が。苦悶する表情で死んでいた真木の手には、本尊で拠り所でもあった曼陀羅がかたく握られ・・・。

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〈出ました! 岸田森渾身の名演技! シビアな場面にもかかわらず、上映当時、あまりの熱演に場内では笑いが漏れたという伝説のシーンです〉





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