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命果てる日まで

2012年08月30日 20:58

命果てる日まで 監督・野村芳太郎 1966年


題名も平凡なら、内容も平凡・・・、そして演じている役者も平凡。
こんな作品がDVD化されていることが不思議。松竹ももっとDVDにすべきソフトがあるでしょうに・・・。


あらすじは・・・、

売れない画家兼グラフィックデザイナー・岡田健(山口崇)が、東京から京都へと向かう新幹線の中で、自分のデザインと似た帯を着ける高森綾子(生田悦子)を目にする。岡田は「盗用ではないか」と彼女の実家である織物問屋へと乗り込む。

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問屋の主人・高森仙造(加藤嘉)は盗用の事実を認め恐縮するも、綾子にデザインを気に入られた岡田はまんざらでもなく、不問に付すかわりに着物のデザインをさせてほしいと依頼する。

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美しい綾子に心惹かれる岡田だったが、東京には恋人・伊藤和江(香山美子)がいた。
着物のデザインに打ち込む岡田。しかし仙造が急逝し、着物の仕事はご破算に。しかも葬儀の席で綾子には信用金庫の理事である許嫁があることを知る。

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〈せっかく完成したデザイン画を、仕事がなくなったことと綾子に許嫁があることを知った悔しさから、白川に投げ入れる岡田〉

綾子のことも忘れかけようとしたある日、綾子と妹のみどり(尾崎奈々)が、東京の岡田の会社にやってきた。当分叔母の家にいて東京にとどまるという。

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岡田の中で綾子への想いは決定的となる。そんな時、和江に綾子とのデート現場を目撃される。

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和江には、度々金の無心に訪れる厄介な父・寅夫(藤原釜足)がいた。自分が岡田に結婚を迫れないのもその父親の存在があったから。自分の会社は言うに及ばず、恋人である岡田の会社にまで金をせびりに来る始末。

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〈黒沢映画常連の藤原釜足が和江の厄介な父親役に〉

そんな折り、これが最後と、8万円の大金を父親に渡す和江。その金は会社で集金したものだった。
ところが金の無断借用の事実が会計責任者にばれ、金の返還を要求される和江。そこに岡田が帰ってきて、金を立て替えてやる。
岡田が持っていた金は綾子に売れた絵の代金だった。綾子はその絵を買った足で、京都に戻っていた。
岡田の心が離れ、恋敵の綾子の金に救われた事実に苛まれた和江は、その晩、睡眠薬自殺を図る。
一命を取り止めた和江と看病をする岡田。二人の間に平穏な日々が訪れるかと思われたが・・・。

突然会社にやってきた綾子の妹・みどりから、綾子が婚約を破談にしたことと、彼女が山中湖の別荘で待っていることを教えられる。
綾子に対する和江の嫉妬に辟易した岡田は、和江を振り切り別荘へと向かう。
しかし、嫉妬に燃える和江は山中湖まで岡田を探しに行き、電話で彼を呼び出す。

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〈完全にストーカーと化した和江〉

もう岡田が自分のもとに戻らないことを悟った和江は、湖畔で服毒自殺を遂げる。
それを知った岡田は綾子に一切を話して、綾子のもとを去っていく。



原作は劇作家の菊田一夫。よくある三角関係の安物のメロドラマでしかありません。

特別出演の倍賞千恵子が、普段よく見る役柄ではなくキャリアウーマンぽくって、ちょっと新鮮。

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今作がデビューとなった尾崎奈々という女優は、すぐに引退してしまったようですが、顔立ちが今風すぎてビックリ。

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京都で、織物問屋の展示会が行われたのは、東福寺。

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岡田がデザインのモチーフとしたのは東福寺の石庭でした。

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