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京都大学の近代建築 その2

2011年07月15日 00:29

京都大学 工学部建築学教室本館(1922(大正11)年竣工)

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設計は武田五一の単独。

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京都大学初の鉄筋コンクリート造。アズキ色の落ち着いた色調が重厚感を醸し出し、白い窓枠を際立たせています。

DSC01911_R.jpg DSC01919_R.jpg

細かな意匠が、いかにもアール・デコっぽい(笑)。門灯も洒落ています。

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裏側(北側)にも曲面をもった壁面があり・・・、

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突き出した空間があったり。

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京都大学 百周年時計台記念館(旧本部本館、1925(大正14)年竣工)

京都大学DSC04575

設計は武田五一・永瀬狂三・坂静雄。

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言わずと知れた京大のシンボル。長年、法経学部の講義施設として、また近年は本部事務局として使用されていた時計台が創立百周年記念事業の一環として免震工法を取り入れ、大幅に改修。外観や内装の雰囲気はそのままに2003(平成15)年12月、「百周年記念ホール」や「国際交流ホール」を備えた斬新な改装を経て、完成しました(同じような工法は京都府立図書館にも見られますね)。

WS000008.jpg 〈google earth より〉

かつて建物の背面にあった法経第一教室は京大で最大の教室で、滝川事件(1933年)の際には学生大会や、大学紛争時の団交の場としても使われました。東大の安田講堂と並び、西の学生運動の象徴です。

DSC02153_R.jpg

時計台と対になった大学のシンボルであるクスノキですが、初代は1934(昭和9)年の室戸台風で折れてしまい、現在のものは二代目だそうです。





京都大学 保険診療所(旧電話拡張交換室、1925(大正14)年竣工)

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設計は武田五一と永瀬狂三。

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竣工の後、1931(昭和6)年と1936(昭和11)年の二度にわたる改修(増築)が行われているようです。

DSC01837_R.jpg

小さな連続アーチ窓や張り出したアーチ形の庇が印象的。





京都大学 人文科学研究所(旧外務省東方文化学院京都研究所、1930(昭和5)年竣工)

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設計は武田五一と東畑謙三。

DSC01627_R.jpg

京大キャンパスから少し離れた番外編です。場所は左京区北白川小倉町47番地。
武田五一のデザインである重厚さからは離れた、地中海風の建物(スパニッシュ・ミッション様式と呼ぶそうです)。東方文化学院京都研究所として建てられましたが、1949年から京大の施設となっています。

DSC01621.jpg

京大農学部グラウンドの東南部に位置し、近くには花折断層が走る防災上安全とはいえない場所にもかかわらず、この瀟洒な建物があるために、まわりが高級住宅地となったともいわれています。





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