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廓育ち その3

2011年03月22日 02:18

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上空から見た島原の様子。画面左が北。住吉神社の境内や、今はなき西門、そして旧国鉄の線路も見えます。


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映画の終盤。幼い頃から比較されてきた同じ“おやまの子”である雪枝(塚原佳穂理)とたみ子との対比が印象的。

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新しい島原を象徴する太夫道中の太夫に扮する雪枝と、清々とした表情で警察に連行される、たみ子。


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「末廣」の女将・仙を演じる三益愛子の夫は、直木賞作家で後に大映の専務ともなる川口松太郎。そして「川口浩探検隊」シリーズの川口浩は息子でもあります。『廓育ち』では因業婆の役を熱演。


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「末廣」の物干し台からの風景。丹波口駅周辺にあった大阪ガス京都工場のガスタンクが見えます。1983年にはタンク設備も一切撤去され、その後、京都リサーチパークとして運営されています。


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太夫が客とまみえる際、小さな禿をともない、杯を使って顔見せをする儀式「かしの式」。


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お茶屋「美よし」につとめる、つた江を演じるのは、緑魔子。太夫を夢見て厳しい廓での生活に耐えているなか、「美よし」の旦那・千代松(進藤英太郎)に太夫の空いている鑑札をちらつかされ、甘い言葉に酔って身をまかせてしまいますが・・・、

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結局、約束は破られ、失意のうちに、憧れていた太夫の裲襠(うちかけ)を纏って、当てつけるように自殺してしまいます。



さて、本作ではドキッとする名言も・・・。

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初心者の女郎に、寝間の付け方を教える仙の言葉。「男はんの体の重みは、そのまま札束の重みやと思うくらいにならな、あかんのやで」。

医師としての出世を望み、教授の娘と一緒になり、たみ子と別れる決意をした新田に対する、たみ子の言葉。「あんたもやっぱり廓の人やったんね。家という廓、学閥という廓・・・。どこもかしこも廓の癖して、なんでみんな偉そうな顔してんにゃ。その廓の中で、みんなウジャウジャ生きてるくせに。一人前の人間らしい顔せんといてほしいわ!」






コメント

  1. ぽん | URL | -

    緑魔子が、こんな普通に可愛らしい頃を知りません(@_@)

    私としてはぜひとも、北京原人と幻の湖のmiyakotenjin様評を読んでみたいのですが・・・・
    幻の湖の3時間は、ツッコミが追いつかんであっという間でした(爆)

  2. miyakotenjin | URL | -

    ぽんさん、緑魔子に向かって“普通に”は禁句、禁句(笑)。
    名は体を表すといいましょうか、自然とああなっちゃったのでしょう(苦笑)。

    「幻の湖」は吉本の養成所ではツッコミの教材になっているようですよっ。
    ただ、“宇宙パルサー”の部分でつまずいて、芸人をあきらめる若者が多いようです・・・(泣)。

  3. Rio de Janeiro | URL | vrNK2rPM

    「末廣」の物干しからの風景に写っているガスタンクですが、京都リサーチパークのところ(七本松通西側)にあったものではなく、五条千本東側の現在は京都市中央卸売市場第一市場になっているところにあった「大阪ガス島原工場」のものだと思います。七本松のほうは、無水型のマンモスタンクが通りの東側に1基、映画に出ているのと同じタイプのタンクが西側に2基並んでいましたが、映画のほうは1基しかないので、島原工場のほうのはずです。旧歌舞練場前の通りを少し北に上がると、今も大阪ガス系列の会社の事務所があるのが、島原工場の名残でしょう。

  4. t.okuno | URL | -

    Rio de Janeiroさん、コメントありがとうございます。
    ご指摘の通りです。
    思い返すと、京都リサーチパークの場所にあったものは2基でしたネ。勉強になりました。

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