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鴨川ホルモー その1

2011年02月18日 00:26

鴨川ホルモー 著者・万城目学 2006年

鴨川ホルモー_0002


京都大学に入学した主人公が、「京大青龍会」なる怪しげなサークルに勧誘され、式神の“オニ”を操り戦わせる競技「ホルモー」に打ち込む奇想天外な、いや荒唐無稽な物語・・・。

ただ、荒唐無稽といっても、オニの存在や競技以外は、実在の京都を舞台としていて、サークル内での恋や友情や嫉妬や反目・・・が描かれた、まあ一種の青春小説です。

千年の歴史を持つホルモーをはじめ、突飛な設定は読み手のツッコミどころ満載です。しかし、登場人物(を利用した作者)に「伝統」を盾に話を進められると、読み手は納得せざるをえず、リアリティと虚構を駆使した作品づくりは成功していると言っていいでしょう。

WS000349_R.jpg 〈映画『鴨川ホルモー』より〉

さて本作は、第4回ボイルドエッグズ新人賞を受賞した著者・万城目学(まきめ・まなぶ)氏のデビュー作。2006年4月に産業編集センターより単行本が刊行され、2009年2月に角川書店より文庫版が出ています。
2009年には松竹によって映画化もされ(あまり評価は高くなかったようですが・・・)、映像と小説が双方の表現方法で手の届かない部分を補完しあっていて、両方を観るとより楽しめるのではないでしょうか。





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