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狸谷山不動院 初不動 その1

2011年01月28日 23:47

狸谷山不動院02993


狸谷山不動院では、毎月28日は「お不動さんの日」として午前11時より本殿で護摩が焚かれます。
本尊である不動明王の降魔(ごうま)の利剣が一切の災いを打ち払い、その功徳にあやかろうと人々は参拝するのです。

なかでも1月28日は“初不動”として修験者が多数出仕し、厄難除けの大護摩供養が行われ、笹酒の接待も行われます。
笹酒の接待は「狸谷山飲み放題」と呼ばれ、護摩の火で温めた青竹の筒から注がれた笹酒を飲めば、ガン封じになると伝えられています。



狸谷山不動院03133

曼殊院通を東に進み、北白川通に出ると、「狸谷山不動尊」の看板が出ています。


狸谷山不動院02913

でっち羊かんで有名な「一乗寺中谷」さんを過ぎると、


狸谷山不動院02918

「一乗寺下り松」があります。
近江から比叡山を経て京に通じる交通の要所として、平安時代からこの松が旅人の目印として存在していました。現在の松は四代目になります。
また、宮本武蔵と吉岡一門が慶長9(1605)年に決闘を行った伝説でも有名ですね。

狸谷山不動院02920

NHK大河ドラマ「武蔵 MUSASHI」(2003年)の頃は、多くの観光客が見られましたが、今はそう多くありません(ブームとはそんなものです・・・)。

このあたりには平安中期から中世にかけて「一乗寺」という天台宗の寺があり、その寺院が地名の由来となったようですが、南北朝の動乱期に廃絶しました。


狸谷山不動院02921

一乗寺はありませんが、看板からもわかるように詩仙堂、曼殊院、金福寺、圓光寺、八大神社、狸谷山不動院・・・と多くの寺院が点在しています。


狸谷山不動院02925

進んでいくと見えてきたのは、八大神社。

狸谷山不動院02926

宮本武蔵は、吉岡一門との決闘に向かう際、この「八大神社」で神頼みしようとしましたが、神仏に頼ろうとした自分の弱さに気づき、直前でやめたとの話も残っています。
決闘当時の松の古木の切り株は神社本殿の西に保存してあります。


狸谷山不動院02930

ずっと坂が続きますが、このあたりまでは車で上がってくることが出来ます。


狸谷山不動院03129

そしてあるのが、狸谷山不動院の駐車場で、自動車の交通安全祈祷所。
映画『パッチギ!』(井筒和幸監督、2005年)の序盤で、京都の朝鮮高校の学生が、長崎の修学旅行生のバスを横転させるシーンは、この駐車場で撮られました。


狸谷山不動院03127 狸谷山不動院02935

駐車場を過ぎ、少し歩くと、ようやく石段が見えてきました。有名な250段の石段です(まあ、そう大したことはありません。むしろ曼殊院と北白川の交差点から、この石段の麓までの道のりの方が少しキツイです・・・)。


狸谷山不動院02945

石段の中ほどでは、弘法大師がお出迎え。弘法大師の足下には・・・、

狸谷山不動院02948

健脚祈願の小さなワラジがつけられています。


狸谷山不動院02957

ようやく左手に見えてきたのが、本殿です。この寺の見所は、なんと言っても、山の斜面に張り付くように建つ本殿でしょう。





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