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恵美須神社(ゑびす神社) その2

2011年01月12日 01:08

京都ゑびす神社01572 〈本殿〉


昨年(2010年)11月17日付けの朝日新聞の企画特集「こころ 京に訪ねて」では恵美須神社(ゑびす神社)が特集され、その由来についても書かれていました。「十日ゑびす」の縁起物である「福笹の授受」を初めて行ったのは京都の恵美須神社で、およそ四百年前に18代目の宮司が考えたらしいです。それが各地のえびす神社に広まっていったのですね。さらに、明治に入ると、35代目の宮司が「初ゑびす」の翌日を「残り福祭」として始め、参拝者を呼び込むために新聞広告も出したのだとか・・・。
なんだかんだと、この神社が一番、商魂逞しい感じもしますが(笑)。


しかし、どうして商売繁盛を祈願する象徴が笹なのでしょう。
諸説あるようですが、笹は常緑樹で生命力が強く防腐作用があり、と古来より身近にある清浄な植物として重宝されてきました。さらに真っ直ぐに伸びる姿やしなやかで折れにくい特性が、商売人に必要な気質に似ているということもあり・・・、そしてなんと言っても恵比寿様の手にしているものは鯛に・・・笹竿ですものね。


京都ゑびす神社01548

右手に見える赤い傘は、境内の露店で売られている「人気大よせ(にんきおおよせ)」。京都の恵美須神社(ゑびす神社)でしか売られておらず、関東で言えば「熊手」に相当する縁起物です。お客さんがたくさん集まるように、との願いが込められています。大きさは熊手やダルマのように大小そろっています。


京都ゑびす神社01565

本殿にお参りした後は、本殿横(南側)にまわって、この板を叩いて再度お参りします。というのも、ゑびす様は長寿で耳が遠いため・・・だとか。しかし、これも京都の恵比寿神社だけの習わしで、狭い境内の中、多くの参拝者を効率よく誘導するために、この一風変わったお参りが行われるようになったようです。この神社、「福笹の授受」や「残り福祭」を初めて行ったことといい、なかなかの知恵者ですね。


京都ゑびす神社01550

吉兆の福笹は3000円。巫女さんが神楽を奉納する際に、祈祷してくれます。これに自分のほしい縁起物の福俵や鯛や熊手、大判小判などをつけてもらいます。縁起物は1000円から。まあ、今で言うトッピングです。花街近くにある神社だけあって、宮川町や祇園町の舞妓さんによる福笹授与もありますよ。

京都ゑびす神社01573


現在は1月8日に「招福祭」、9日が「宵ゑびす祭」(夜通し開門)、10日が「十日ゑびす大祭(初ゑびす)」(夜通し開門)、11日が「残り福祭」、12日が「撤福祭」と5日間にもわたって、商売繁盛、交通安全、家内安全を求める参拝者で賑わっています。





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