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クローズド・ノート その2

2010年12月21日 00:12

さて、山村美紗サスペンスも顔負けの京都定番シーンのオンパレードが始まります。もちろんそこに地理的整合性はありませんが、目くじらを立ててはいけません(笑)。

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まずは南禅寺の水路閣。日記を読む香恵の空想の中の伊吹と隆。


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この特徴的な左の塀は、上京区にある本隆寺の北にある築地塀です。

西陣心中001 〈『西陣心中』のチラシ〉

この築地塀のある道は、石原裕次郎主演『男と男の生きる街』(1962年、舛田利雄監督、日活)や、島村佳江主演『西陣心中』(1977年、高林陽一監督、ATG)にも出てきます(『西陣心中』のDVD化希望です)。


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アルバイト中に、香恵は店主の娘・可奈子(永作博美)に「ちょっと出てきます」と言って寺町から哲学の道へ・・・。辿り着いたのがリュウが住む北白川の「銀月アパート」。

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このアパートはセットではなく実在します。ただし、実際の部屋は6畳ほどのワンルームで風呂なし共同トイレ(だったかな?)。劇中の部屋はセットでの撮影です。


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知恩院の古門前に近い白川に架かる行者橋。行者橋は比叡山延暦寺の千日回峰を行う行者が「京都大廻り」で渡る由緒ある橋です。凄く細いので、人が行き交うことは難しいです。


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出町柳を東から西へ、河合橋から出町橋へと疾走する香恵とリュウ。映画で男女の二人乗りは定番ですが、警察官に注意される場面は見たことがないですねえ。


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リュウの個展に招かれ、頼まれたマンドリンを演奏する代わりに、伊吹の日記を読む香恵。もちろんリュウは号泣です。映画のクライマックスでの演出ですが、フツーに考えればこれほど酷い行為もありません。


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紙飛行機を伊吹の教え子だった生徒たちが、香恵に向かっていっせいに飛ばすシーン。唐突すぎるんですけど・・・。観ている人はこんなので感動するのかな・・・。


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リュウの靴はクロックスだったのですね。世界で一番ダサい履き物に認定されている一品ですよっ。「バカねっ。男は靴で見分けられんのよっ」とは9歳の少女の言葉(唐十郎著「安寿子の靴」からの引用)です(笑)。



褒めるところといえば、主人公・香恵の住むアパートとその周辺のオープンセットが秀逸なのと、まあ、万年筆店の店内やリュウの住むアパート内部のセットも上手く作り込まれていたことですかね・・・。

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あ、そうそう、役者の中では、万年筆店の店主の娘役・永作博美が、あまりに存在が自然で、びっくりしました。この人は地味な役を一歩引いた距離で演じている方が魅力的に見えますね。

クローズド・ノート000120


映画は、公開直前にワイドショーを中心に怒濤のプロモーションを展開しましたが(笑)、あの騒動がなければ、そのまま消え去っていた映画だったかもしれませんね・・・。





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