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鴨川ホルモー その2

2011年02月18日 00:28

鴨川ホルモー 監督・本木克英 2009年

鴨川ホルモー_0009

原作・万城目学。脚本・経塚丸雄。
あまり期待せずに観たのですが・・・そこそこ、おもしろい。


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二浪して京都大学に入学した安倍(山田孝之)と、帰国子女の高村(濱田岳)。彼らが、サークル「京大青龍会」に勧誘されるのは、葵祭での巡行のアルバイト帰りのこと。サークルの会長はスガ氏こと菅原(荒川良々)。


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乗り気ではない新歓コンパに行った安倍は、そこで理想の鼻を持つ早良京子(芦名星)に出会います。安倍は無類の鼻フェチで、彼女の存在が「京大青龍会」に入るきっかけに。同じく新歓コンパの席には、陰気で大木凡人似の楠木ふみ(栗山千明)の姿も。


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原作での安倍の下宿は丸太町の設定ですが、劇中では北白川の「銀月アパートメント」に。


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ようやく新入生に「京大青龍会」の正体がわかる時が・・・。祇園祭の宵山に、上回生が揃いの青色の浴衣で登場。しかももっとも人混みで賑わう四条烏丸交差点に連れてこられ、そこには、黒、白、赤の揃いの浴衣を着た別の一団が。彼らは京都産業大学玄武組、立命館大学白虎隊、龍谷大学フェニックスと称する、京大青龍会とともに「ホルモー」を競うサークルの面々でした。
この交差点の場面は、伏見桃山城キャッスルランド(2003年1月閉園)の駐車場で撮影。


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宵山の夜、三条木屋町の居酒屋「べろべろばあ」で「ホルモー」の説明を受ける各大学の新入生たち。「べろべろばあ」の店長役は石橋蓮司。青龍会のOBで、今ではホルモーの競技委員長的存在。


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“吉田代替わりの儀”の場面。祇園祭から4ヵ月間の“オニ語”修得を経て、ようやくこの吉田神社で行われる儀式ののち、新入生にもオニが見えるようになるのです。


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春になり二回生となった安倍と高村は、他大学との交流戦に向け、鴨川の三角州(デルタ)で、オニを操る練習を。1人が100匹、1チーム10人で千匹のオニを戦わせ競います。


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安倍たちの代「第五百代目間ホルモー」の便宜上の呼び名が「鴨川ホルモー」に決定し、青龍会の初戦の相手は立命館大学白虎隊。会場は立命館の衣笠キャンパス。ホーム&アウェーの総当たり戦で各チーム一年間に計6戦を戦うことに。初戦は芦屋(石田卓也)の活躍で青龍会が優勢に進めるも、緊張した高村(濱田岳)の失態で敗北となります。



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鴨川ホルモー その3

2011年02月18日 00:28

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敗戦の責任を感じた高村は、寮に引き籠もります。原作では大学から自転車で小一時間の距離にある岩倉に下宿している高村ですが、劇中では吉田寮がモデルの百万遍寮に住んでいます。


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安倍が高村の元を訪れると、彼はちょんまげ姿に! 自分が使役していたオニが全滅すると、使役者は「ホルモー」と叫ばざるをえず、その後、懲罰があたえられるのです。先の立命館での戦いで「ホルモー」を叫んだ高村への罰は、ちょんまげだったということ。しかし、濱田岳は、ほんといいバイプレーヤーです。


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高村から、早良と芦屋が付き合っていることを知らされ、今度は安倍が「物忌み」と称して引きこもりに・・・。京産大との戦いにも顔を出さない安倍でしたが、9人で戦った青龍会は芦屋の活躍で勝利。
プライドを傷つけられた安倍と芦屋との確執が決定的となり、ホルモー覚書きの“第十七条”を発議し、チームを二分する事態に。
原作では吉田泉殿町に実在する喫茶店「ZACO」が安倍を中心とした5人で新たに結成する「京大青龍会ブルース」の集合場所になっていますが、この映画では荒神橋たもとの「リバーバンク」が使われています。この喫茶店は『ヒポクラテスたち』(大森一樹監督、1980年)のロケ地としても有名です。


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あまりにワガママで利己的な“第十七条”を発議した罰として、安倍率いる新チーム「青龍会ブルース」の面々は黒い邪悪なオニの存在に悩まされます。このホルモーの怒りを鎮めるには戦いに勝つしかないのですが・・・、原作では他大学のチームも強制的にそれぞれ二分され、計8チームでのトーナメント戦を行います。しかし映画では時間の関係上、京大青龍会内での紅白戦にスケールダウン。


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原作では、「青龍会ブルース」と芦屋率いる「青龍会神撰組」が京大の吉田グラウンドで決勝を戦う絵的には地味な設定を、劇中では両軍が京都の町を舞台に駆けずり回り、派手に劇を盛り上げます。鴨川縁、木屋町、先斗町、辰巳大明神、八坂の塔、平安神宮、水路閣・・・。

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そして最後にたどり着いた決戦の地は、金戒光明寺の山門。脈絡なく、京都中の名所を背景に駆け回る彼らを責めないでください(笑)。映画的にはこうでもしないと絵的に盛り上がらないのですから。


多様なオニ語に加え、振り付けも映画独自のオリジナルで、見せるための苦心は十分うかがえます。目くじらを立てて、原作の方がいいだの、原作と違っているなどと比べる映画ではないですね。

ただし、ホルモーのネット中継と、その解説者が笑福亭鶴光って・・・。これは原作にはない劇中オリジナルですが、まったく要らなかったですね。監督か脚本家が「笑福亭鶴光のオールナイトニッポン」世代だったのでしょうか(苦笑)。

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