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ベイビークリシュナ

2011年10月08日 01:34

ベイビークリシュナ 監督・高岡茂 1998年

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加藤賢崇が主演って、その配役センスだけでもフツーじゃない感じがして、なんだか期待しちゃうでしょ?

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加藤が演じるのは考古学の研究室に勤める冴えない30男。そんな地味な彼の日常に、陽気なネパール人・クリシュナが突如として登場し、ひょんなことから二人の同居生活が始まる。そしてその青年は嵐のように男の元から去っていく。「来世も、ともだち」の言葉を残して・・・。


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こういうマイナーな映画の中にこそ、名作が埋もれていると思って期待して観るのですが・・・完全に残念な一作。これがDVDになっている意味がわからん(苦笑)。

監督は劇団「維新派」にも携わっている高岡茂という人物。原案は、飛来はゆく。脚本は高岡監督と太田和司。


この映画・・・すべてが軽い。登場人物の人間関係の描かれ方もあまりに淡泊すぎて、感情移入するには程遠いのです。

京都にある大学で考古学研究の助手という立場に主人公・佐々木をおいていることもあって、継体天皇に繋がる発掘調査をメインに日本人の死生観を持ち出したり、ネパール人に輪廻転生の死生観を語らせたりするものの、もっと立ち入るのかと思えば、おそらく最後の「来世も、ともだち」というクリシュナの言葉につなげるためだけの伏線でしかなく・・・。

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ヒンドゥー教の神・クリシュナは16000人もの妃や恋人がいたという愛と平和を象徴するネパールでも人気の神らしいのですが、そんなクリシュナと同じ名を持つ青年を演じる素人ネパール人のサンジャイが、陽気というより単なる女たらしにしか映らず・・・。そして親しい女性ができたからと世話になった佐々木の元を黙って去ったあとに、ハガキだけをよこしてネパールに帰ることを知らせ、佐々木がしみじみとしている感情も理解できず・・・。

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唯一、佐々木にとっての劇的な変化は、誰彼ともなくすぐに打ち解けるクリシュナを介して、憧れていた大家の娘・ケイコ(藤田はな子)と親しくなるのですが、ケイコ役の人の演技が、素人の域を超えて下手・・・。

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佐々木が勤める研究室の主任教授・藤原役の螢雪次朗をはじめ、クリシュナの友人・ユキ役に利重剛、佐々木の高校時代の恩師役に吉本新喜劇でお馴染みの原哲男、ケイコの父親役に麿赤兒と、有名どころを配するものの、いかにも映画の格を上げるための配役という感じがして逆効果だった気も・・・。

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