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いちげんさん その3

2011年09月24日 01:35

いちげんさん 監督・森本功 2000年

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原作は「第20回すばる文学賞」を受賞し、1997年に出版されたデビット・ゾペティの『いちげんさん』(集英社)です。

舞台は1989年の京都。スイスからの留学生“僕”が、盲目の女性・京子と対面朗読というボランティアを通じて知り合い、恋に落ちるという物語です。
詳細なあらすじは、小説の時に紹介しましたので・・・割愛。

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〈京子には鈴木保奈美、“僕”にはエドワード・アタートン、京子の母親役には中田喜子〉

この映画は、第1回京都シネメセナ助成作品として京都市より1億円の助成金が出され、第2回京都国際映画祭のオープニングで上映されました。興行的にはグダグダで、税金をつぎ込んだ甲斐なし・・・です。

主人公の僕を演じるエドワード・アタートン氏は、ほとんど日本語のしゃべれない方だったようです。無名の俳優だったので、てっきり稲川素子事務所あたりから引っ張ってきたのだと思っていましたが、日本語をしゃべれないことを考慮すれば、演技としてはそこそこ悪くなかったんじゃないでしょうか。

ただ何せ、この映画、上映時間が長い! この内容で本編に2時間もいらないです。

そして公開当時に話題となったのが、京子役の鈴木保奈美のヌードシーンですが・・・これも、いらなかったですね(苦笑)。脱いだからといって芸術性が高まるわけでもないのです。ハダカになって、絵になる人が脱がないとねぇ・・・。


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助教授役で出演し、この映画のプロデューサーでもある塩屋俊。おそらくこの作品は、監督の森本功(まったく知らない人です・・・)よりも、プロデューサーが主導し撮影されたのでしょうが、映像としての新鮮みも面白みもまったく見あたりません(奥山和由の例をとっても、監督よりプロデューサーが現場にしゃしゃり出た作品というのは、碌な作品にはなりませんね)。


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京子が“僕”に読んでほしいと差し出した『背徳の手帖』(レジーヌドフォルジュ著、辻真稀子訳)にかけられたブックカバーは2000年に破産した駸々堂のもの。


ロケ地は・・・、竜安寺、哲学の道、鴨川べり、四条大橋、泉涌寺、同志社大学・・・

WS000332_R[1] 〈八坂神社〉

WS000414_R[1] 〈白川にかかる行者橋〉

2010年10月末に閉店したばかりのミスタードーナッツ寺町六角店も使われていました。

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